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13.「総州猿島内裏圖」


作品名:『総州猿島内裡圖』 
絵師:楊洲周延(ようしゅうちかのぶ 1838〜1912)

徳川幕府の最後の将軍慶喜が退いて東京遷都が行われ、新しい政府が開国施策を示すと、国民は文明開化と呼ぶ西洋文化と向き合った。西洋の文物が怒濤(どとう)のように押し寄せ、急速な近代化への変化に心躍らせた。浮世絵の絵師たちも西洋文化の吸収に取り組み、古い殻を破って新しい時代に対応することになった。そうした風潮のなかで、かたくなに江戸風を守って武者絵を描きつづけたのが歌川国周(くにちか)である。掲画は、国周に師事した周延(ちかのぶ)の作品。
絵師、周延は国周の画風を継承する反面、文明開化の諸相を題材にした風俗画や徳川時代には許されなかった大奥絵を手がけた。なかでも、江戸美人の顔立ちで洋髪・洋装姿の風俗画は、新時代のファッション情報としてもてはやされ、明治美人画の名絵師と称された。また、西洋から流入した染料による鮮やかな赤や紫といった原色を用いたが、その色調は、歴史絵や武者絵の場合には重量感に欠けた。こうした傾向は掲画にも濃厚である。
掲画の構図をみると、中世のお伽草子「俵藤太物語」(たわらのとうたものがたり)に想を得たことが分かる。叙述文に「−下総の相馬郡に平将門という武士があり、伯父国香を討ってしだいに関八州を制圧し、岩井に内裏を造り、自ら新皇と称して都へ攻め上る勢いを見せていた。軍兵の催しを受けた下野の豪族、藤原秀郷は、将門に同意し、日本国の半分づつを管領しようと秘かに思案して、たたちに岩井へ赴いて将門に対面することになった。秀郷の来訪をよろこんだ将門は、白衣に乱髪という姿で出迎えた上、酒肴椀飯(しゅこうわんはん)を用意して歓待する」という場面が描かれている。
この物語を踏まえ、中国の瀟湘八景(しょうしょうはっけい)のひとつ『平沙落雁』(へいさらくがん)に見立てた構図である。
瀟湘八景とは、北宋の宋迪(そうてき)が描いた洞庭湖の勝景であり、同景に模して琵琶湖南西岸の八つの優れた景観を近江八景と称したことは周知のとおりである。
かつて猿島台地を囲むように鵠戸沼、菅生沼、広河の江などが満々と水をたたえ、その湖面を眺望できる台地上に内裡を想定した周延が、将門と秀郷との初対面の場を掲画のように構成したことになる。
酒肴を尽くした歓待と観月の宴。満月が湖上から昇り、月の輪にかかった対の雁が飛落する態を、それぞれの思いを秘めて眺めている。やがて、時流に敏感な秀郷は平貞盛に組みして将門を滅ぼすことになるが、ここでは無作法な印象の強かった将門の風流心を表現しようとする思いがうかがえる。
原寸35.7cm×25.5cm(3枚とも)

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